子供でもわかりやすい「ふるさと納税」|ふるさと納税を全員やった方がいい理由

『ふるさと納税』って、知っていますか?
私は、名前や存在は知っていましたが、それが何なのか・・・誰が対象者なのか・・・どんなメリット、デメリットがあるのか、知りませんでした。
ってか、所得の低い主婦の私には無関係と思い、興味がありませんでした(笑)
ところが先日、友人に言われたのです。
「ふるさと納税は、働いている人全員やった方がいいよ!何でやらないの?旦那さんはやってるの?」っと。
なんでやらないのか・・・う~ん。それはたぶん、知らないから(笑)だって、私には関係ないことだと思っていたんだも~ん。
でも「全員やった方がいい!」っと、あの友人(どの友人!?笑)がそこまで言うのだったら・・・っと、まず調べてみました。
調べた結果・・・「うん。全員やった方がいい!」っと、確信。
っという事で、主婦の自分には関係な~い!っと思っている方、必見でございます!
私が調べたふるさと納税に関する情報を、子供でも理解できるように噛み砕いてわかりやすく、ここでアウトプットさせて頂きやす!!!
今日の内容
■そもそも、ふるさと納税って何?
「納税」という言葉がついている故、新たにお金がかかるの?
そんなイメージを持っていたふるさと納税。でも実際のところは、ふるさと(自分が貢献したいと思う都道府県・市区町村)への「寄附」なんだそうです。
私達は今、現在の住民票がある地域に住民税を納めています。多くの人は雇われている立場だと思いますので、自動的に給料から天引きされていますよね。
例えばアナタが、田舎の方の地方出身だったとしましょう。地元の近くには目指している仕事がなく、就職するにあたって大好きな地元を離れ、東京に住むことになりました。もちろん、住民票も移しますよね。
こうなるとアナタは東京に住民税を納めることになり、アナタの納めた住民税は(地元より愛着のない 苦笑)東京のために使われることになります。
できることなら、自分が一生懸命働いて納めたお金を、愛着のある故郷や以前旅行で立ち寄ってお世話になった地域etc、自分が応援したいと思う地域に納めたいとは思いませんか?
そこで誕生したのが、この『ふるさと納税』なのです。
■ふるさと納税を全員やった方が良い3つの理由
先程はふるさと納税はふるさと(自分が貢献したいと思う都道府県・市区町村)への「寄附」っと書きました。
寄付と言うと、何だか一方的は贈与って感じがしてしまったかもしれませんが、実は単なる寄付ではないのです!
ふるさと納税が、現在ここまで人気で需要が拡大しているのには、理由があります!
それは、寄附する側にも大きなメリットがあるからです。
その1【所得税・住民税が安くなる】
ふるさと納税をすると、あなたが寄附をした金額の2,000円を超える部分については所得税・住民税から、全額が還付・控除されます。
(※控除額の上限は、あなたの所得額や家族構成等によりって規定が定められています)
つまり、どういうことかと言うと!
アナタが好きなふるさとに、最初1万円の寄附をしたとします。でも、アナタの手出しは実質2000円だけなのです!そして時間差は多少ありますが、所得税と住民税が合わせて8,000円安くなってアナタの家計を助けてくれるようになるのです!
画像引用元 http://www.citydo.com/furusato/what/01.html
そしてこれは、アナタが何もしなければ単に、現住所の自治体に納めるはずだった所得税と住民税。つまりは、何も損をしていないのです。
ちなみに、2015年01月~12月におこなったふるさと納税の控除を受けるには、2016年03月に確定申告を行うか、ワンストップ特例制度で申請を行わう必要があります。(詳細は後半で)
2015年度の所得税のうち控除額が還付(申告時の指定口座へ)され、残りは2016年度の住民税から控除されます(控除額に制限有)
画像引用元 http://www.citydo.com/furusato/what/01.html
細かな数値はが気になる方は『2千円の負担で寄附できる上限』を調べたり、『自治体に寄附する金額から控除額や自己負担額』を調べられる計算シュミレーションを掲載されているサイトがありましたので、貼らせて頂きます♪
その2【地域の特産品が貰える】
現在ではほとんどの自治体で、ふるさと納税をするとその地域の特産品をお礼品として送ってくれるようになりました。
自治体としても、地元の特産品をアピールできるし、増収にも繋がるし!っということで、非常に力を入れているからです。
例えば宮崎県都城市では、ふるさと納税で1万円以上寄附をすると、
- 宮崎牛(都城産A4ランク)サーロインステーキ(180g~200g)×2枚
- 宮崎牛(都城産A4ランク)ロース焼肉用 500g
- 宮崎牛(都城産A4ランク)カルビ 400g、中落ちカルビ(タレ漬け) 500g
2万円以上寄付すると、都城産豚肉詰め合わせで
- 下ロース焼肉用 500g×2
- 下ロースしゃぶしゃぶ用 500g×2
- バラ焼肉用 500g×2
- バラしゃぶしゃぶ用 500g×2
- ウデ・モモ切り落とし 500g×4
寄付して、こんな上質な特産品をお礼として貰えちゃうんです!
たった2,000円の負担で、税金が安くなる(所得税の還付と住民税の控除)+ 地域の特産品などが貰えてしまう、まさにノーリスク&ハイリターン、皆がWIN=WINな画期的な制度が、ふるさと納税なのです。
その3【地域の発展に協力できる】
私達国民は、老若男女問わず、色々な形で国や地域に税金を納めています。
それらのお金は全て、国民が暮らしていく上で必要だと思われることに使われているはずですが、どのお金を、どれだけ、どの分野に使うかを決めるのは政治家です。
そんな中ふるさと納税は、日本で唯一の税金の使い道指定ができる制度なのです!
自治体によっては自分の寄附金をどのような目的で使ってほしいかを指定することも出来るようになっており、日に日にそういう自治体は増えています。
■ふるさと納税は確定申告が必要なの?勘違いしがちな落とし穴
少し前までは、寄附した際に自治体から送られる「寄附金の受領証」を持って、確定申告を自分でしないと、所得税や住民税の還付金、控除を受けることが出来ませんでした。
確定申告って聞くだけで、ハードルが高く感じる人は少なくないですよね・・・
でも、平成27年4月1日以降から、「ワンストップ制度」っというモノが誕生し、寄付先が5箇所以内の場合であれば確定申告をしなくても控除を受けることが可能となりました。
この制度のお陰で、更にふるさと納税の人気は高まりました!
しかし!
「確定申告をしなくてもいい」という言葉だけが一人歩きし、勘違いしてしまっている人もいらっしゃるようなので、注意が必要です。
確定申告不要の人は、次のすべての条件を満たした人だけなのです。
(1)会社員(個人事業主の人はNG)
(2)年収2000万円以下
(3)給料を1カ所からしか貰っていない(2箇所以上の所から給与を貰っている人はNG)
(4)もともと確定申告をする義務がない(医療費控除や住宅ローン控除の初年度の確定申告がある人はNG)
(5)寄付した自治体の数は5カ所以下である(6箇所以上に寄付した人はNG)
(6)ワンストップ特例制度を利用することを「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」で申告した(申請していない人はNG)
以上の6つの条件から1つでも外れる人は、やっぱり確定申告をしなければなりません・・・。
いかがでしたか?
専業主婦の方は、旦那さまの名義で挑戦してみても良いですよね!!!私は主人の名義で挑戦してみようと思っています(笑)
文字だけの説明で、まだまだ混乱している方もいるかもしれません!
次は実際にふるさと納税にチャレンジする時のやり方や手続きの流れを、噛み砕いてシェアしたいと思いまーーーす♪
【NEXT記事】子供でもわかる、ふるさと納税のやり方|どうやるの?難しい?手続きは?