良い子は危険|子供の仮面に気付いてあげられない怖さ

昨日の記事に引き続き、またまたこれも、カウンセリングの勉強で学んだことのシェアです。
昨日は自分や子供の感情のケア方法について学んだことを書きました。子育て中の方に是非知ってもらいた~い!!
【記事】子供が悪口をいう時に親の取るべき行動|突然、子どもが犯罪者にならないために知っておくべきこと
昨日は子供がマイナスな言動を取る時の子育てで大切なことについて書きましたが、今日は子供が良い子過ぎる言動を取る時に忘れてはいけない子育てで大切なことについてシェアさせてください!
我が子には良い子に育って欲しいと思う私ですが、良い子を履き違えると、とっても危険なことを実感しました。
■良い子の仮面を被る子供たち
昨今、イジメはメディアで大きく取り立たされる問題です。
だからこそ先生達もイジメに関して過敏になっているし、教育の場において「イジメはダメ!イジメる人は悪い人!イジメは許さない!」っと、現代の子ども達は、イジメは悪だということを徹底教育されています。
その結果子ども達も「イジメは悪」と理解しています。
でも、イジメは減らない。それどころか、大人の目をかいくぐった陰険なイジメが増えているとか。。。
昔はいわゆる外見で“不良”っとわかる人達がイジメをするイメージでしたが、今は見た目は優等生、見た目は普通の子がイジメの主犯になることも少なくないようです。
■本当に良い子?裏の顔に気付いていないだけ?
子供はやっぱり純粋。イジメをする子の心の内部を探っていくと、最初は単に悪い子の部分を隠して・・・押し殺していることが多いそうです。
“こうならなければいけない”っという自分を演じ、自分の感情を押し殺していただけなのです。
で、その押し殺していた感情がコントロールしきれなくなった時、子供は変わってしまうのです。
今日はイジメに例えてみましたが、これは親子の関係でも同じです。
親が良い子じゃないと愛してくれない、頭が良くないと愛してくれないetc、条件付でしか愛情を注いでくれないと、子供は同じ経路を辿る可能性が・・・
親の前だけ、大人の前だけでの良い子は、危険なのです。
子供の変化に気付けないと、そのまま大きな犯罪や取り返しの付かないことが起こる可能性も。
よく公務員や警察等、人々の見本になるような人が突然犯罪に手を染めることがニュースで取上げられたりしますが、これも同じことのようです。
みんなの手本でいなきゃと裏の顔を抑圧した日々を過ごし、酔っ払った時や魔がさした時に爆発する・・・
感情のケアをしていない人の、起こるべくして起こる事件なのかもしれません。
■じゃぁ、どうすれば良い?
じゃぁ、どうすればいいのか。
それはやはり、昨日の記事でも書きましたが、感情を「わかったよ」っと、理解し受け止めてあげることが大切なのだと思います。
完璧な人なんていない!
矛盾していない人なんていない!
矛盾しているのが普通!
矛盾しながらバランスを取っている!
明るい部分だけじゃなく、暗い部分も弱い部分もあっていいんです。
感情のケアって、とても大切。
こういうことこそ学校で教えてくれたらいいのに、教えてはくれないですよね~。
なんだか、暗い文になってしまった感もありますが(笑)シェア、終わります。