子供の上手な叱り方|無意識に子どもをけなしていませんか?

親が子どもを叱るのは、たいてい“子どものため”を思ってのこと。
でも。
叱り方を間違えると“子どものため”どころか「子どもに深い傷」を負わしかねなくなってしまいます。
子どもを叱る時って、自分自身が感情的になっていることが多いので、自分の言動や行動をコントロールできないんですよね~(汗)
でもだからこそ!私達親は、ちゃんと叱る目的を理解していなければならない!!!
ってことで、本日も本から学んだ知識と感想を~♪
■何のために叱っている?
子どもを叱ることは、大切なことだそうです。
なぜ叱ることが大切か・・・。
それは、子どもが『失敗から学べる機会』だからです。
最近は、子どもが何をしても叱らない親がいるとも聞くけど、これって少し間違えたら最低最悪の暴君になりかねないですよね!?
ここで間違ってはいけないのが「叱る=怖い」ではないという事です。
■「叱る」方法、勘違いしていました
この「叱る」をイメージした時に思い出すのが、漫画サザエさんの、波平の「バカもん!!!」っという怒鳴りフレーズです(笑)
私は専ら「叱る=怖い」で育ちました。
怒鳴られたり、叩かれたり、傷つく言葉を言われたり。
そして、幼い頃は単に怖いだった感情が、心身の成長と共に、自分への自信のなさだったり、卑屈さだったり、素直になれない心だったりと、形を変えていきました。
叱られることが怖くて、平気で嘘を付くようにもなりました。
だから自分の子どもにも、叱る時は無意識に、怒鳴る方法をとってしまいがちです。
でも、これが勘違いだったんです。
■子どもの上手な叱り方
叱る時大切なポイントは『言葉を選ぶ事』だそうです。
まず第一に、子どもの心を傷つけるようなことを言うのはダメです。それは叱っているのではなく、自分自身の怒りを表した言葉であって、言葉の暴力に値すると思います。
子どものやったことを叱る。
・・・つまり、言葉を選び、行動を正すような言葉を使うことが大切なんだそうです。その行動は間違っているけど、アナタが嫌いだから叱っているのではないっというコトを子どもが理解できるように伝えるのです。
例えば我が家の場合。
テレビに夢中になりコップの水をこぼした息子に対して「何やってんの~!このおバカ!!」っと言う怒鳴り声と共に、テレビを黙ってブツっと切った私がいました(笑)
その後も、泣いてばかりで床を自分で拭かない息子に、「自分で拭いてよ!テレビ見てるからこうなるんでしょ!なんでいつもこうなの・・・」っと、ブツブツブツブツ言いました。
この叱り方・・・最悪ですね(涙)これじゃあ息子には、伝わっていなかった事に気付きました。それどころか、息子を傷つけてもいたのです。
それよりも、テレビに夢中になりながら水を飲まないこと。コップを置くときは確認すること。水をこぼしてしまったら、拭くこと。
これを彼に伝わるよう言葉を選ぶ必要があったのです。
■誰しも失敗はする
老若男女、人間は誰しもが間違いを犯すもの。大切なのは、その間違いを、これからどうするか!その失敗をこれからどうしていくか!
子どもが失敗から学べるように導いていくことが、親の子育ての務めなんですよね!
まずは、どうしてこういう結果になってしまったのかを理解させ、きちんと後始末ができるよう導いてあげる!
ここを意識して叱ったら、怒鳴ったり、叩いたりっといった方法は必然となくなっていくよな~っと思いました♪