親の顔色を伺う子ども|3歳の子供に気を遣わせる母

子育てって、自分育てだな~。
子育てしていると、自分の未熟さに気付くな~。
子供から教わることって、とっても多いな~。
そんな物思いに噴けっている、母でございます。
昨晩も、息子との夕食のやり取りで、自分の未熟さを痛感した出来事がありました。
■息子に気を遣わせる母
夕食時の出来事。
最近の息子は偏食が多く、米しか食べようとしません。そういう時期なのか・・・好き嫌いなのか・・・私のご飯が美味しくないのか(汗)
それでも食べて欲しい一心で、頑張って食事を作っていました。
そして、この晩も、やはりご飯しか食べてくれなかった息子。しまいには、母の食事は食べないけどケチャップを舐めたいと言ってきた彼に、母は無性に腹が立ってしまいました。
そして一言『もう食べなくていい!』っと大声で怒鳴り、母は怒りを静めるため、体育座りでうずくまりました(笑)
それを見た息子。
しばらくしてから、なぜかケチャップを鼻に付け、コッチを見ていました。
私はチラ見した後、無視。そしてまた、うずくまりました。
そしてまたしばらくしてから息子をチラ見すると、今度は猫の耳を頭に付けて、コッチを見ていました。
母、思わず顔がゆるみました。
そしたら息子、ホッとした表情をし、笑顔で近寄ってきました。
息子は、怒っている私を笑顔にしようとしてくれていたのです。笑顔にしようと、おバカなことを考えて私に見せていたのです。
なんだか、無償に愛おしく感じてしまい、怒っている自分が凄く幼稚に感じてしまいました。
怒らずとも、もっと息子が何を考えているのか、話をすれば良かった。ただ怒っていても、きっと息子は、母がどの部分に怒っているのか、わからなかったはずです。
よく女と男のすれ違いで言われますが、女のわかって欲しい・・・わかってくれているだろう・・・は、男には通用しないんですよね(笑)
ましてやまだ3歳なんだから、ちゃんと彼に伝わる言葉で言わないと、伝わるわけないのに。
息子の優しさが、母に冷静に判断する力を与えてくれました。
どっちが子供かわかりません(笑)
その後は息子を抱きしめたまま、お母さんの気持ちを、優しく伝えてみました。
「お母さん、一口だけは、チャント食べて欲しいんだ。一口食べて、それでもダメなら無理に食べなくてもいいよ。でもまずは挑戦して欲しいんだ。」
そんな感じの事を伝えました。
実は私は、食わず嫌いをする主人の遺伝が息子に受け継がれているのが、我慢できなかったのです(笑)
その後息子は、オカズを半分くらい食べてくれました。
食べてみたら美味しくて食べ進めたのか、はたまた母の機嫌を損ねないようにと食べ進めたのかは、よくわかりませんでした。
母のこの、無理にでも食べさせようという取り組み自体が間違っているのかもしれません。
息子の意思じゃなく、母の機嫌を損ねないようにというのが彼の物事を決める判断基準になってしまうのだけは嫌だったのに、そうなってしまっている自分の子育てに迷子中です(涙)
でも、優しい子に育ってくれている事は間違いない!
彼の成長と共に、母も成長していくんだ~!