子供の自制心の育て方|高畑裕太の事件から学ぶ

先日の高畑淳子さんの息子さんの犯罪に対する記者会見。
被害者の立場に立ったらこんなこと言ってはいけないのですが・・・同じ子を持つ母としては見ていられませんでした。立場的にもちろん謝罪会見は必須だと思いますが、なんだか集団いじめを見ているようで・・・。
私は色々な事件がある度、どうしてそういう事が起こってしまったのだろう・・・っと考えます。
不謹慎ですが自分の子供に置き換え、どこでどう間違えるとこういう事になってしまうのか。何が足りないからこうなってしまうのか。いつ自分の身に起こってもおかしくない・・・子供を産んでから、凄く考えます。
今回の高畑淳子さんの息子の事件が起きた本当の原因はわかりませんが、彼の精神が正常で、本当に衝動的な欲求にかられての出来事だとするならば『自制心』の著しい欠如は明らかです。
でも『自制心』って、どうやって育むものなの?
■自制心とは
そもそも、自制心とは何でしょうか?
自制心とは自分の感情や欲望を抑えたりコントロールする力です。
外から強制的に言われて自分をコントロールするのではなく、自発的に自分の行動をコントールする力っと言えるでしょう。
そう、まさに今回の彼に欠けていた部分ですよね。
■自制心の育み方
では、どうやったら自制心は育まれていくのでしょうか?
色々調べてみると、何歳からでも自制心を育むことは可能ですが、やっぱり自制心の土台は“幼少期の親子の関係”が大きく影響を及ぼすとことがわかります。
「面倒でも身の回りを整理整頓する」
「嫌でも今、勉強をする」
「他にしたいことがあっても、約束時間を厳守する」
「食べる量を決める」
「欲しくても我慢する」
このように幼い頃から、自分の思い通りにならなくても、その気持ちを自分でコントロールし、感情をコントロールする力を養うが大切なのだそうです。
これは、勉強なんかよりも、はるかに大切なことです。
そしてこれらの習慣を身に付けるためには、親の介入は必要不可欠なのです。
■しつけは厳しく
子供を“甘えさせる”と“甘やかす”は全く違うとは良く言いますが、子供のしつけをしないっという事は“甘やかす”っと同じ事です。
子供の可愛いさ故に親の愛が盲目的になり、しつけをないがしろにしてしまっては、子供が大きくなってから大変なことになってしまいます。
小さい頃はしつけの悪い子でもそれ程気になりませんが、思春期をむかえる頃には、相当目立つようになります。
でも、そこから直すのって、相当大変です。
自分の子供はしつけがなっていなくても可愛いものですが、他人の子でしつけがなっていない子は・・・ただの厄介者(笑)
社会に出てから苦労するのは、他の誰でもない、本人です。
息子の自制心を育むため、まずは私が息子に背中で示していけるよう、恥かしくない生き方をしていきたいと思います。