イヤイヤ期にパパ嫌いになるのは何故?|お父さんの存在は大切

先日行った保育園の懇談会。
少人数ですが、お母さんに紛れて(笑)お父さんも来ていました。そしてお父さんはやや恥かしそうに、そして悲しそうに、子育ての悩みを打ち明けてくれていました。
「子供がお父さんを嫌がる」っと。
■イヤイヤ期はパパを拒否
懇談会では園長先生がイヤイヤ期の子育てに対して色々とアドバイスをくださいました。http://happiness-education.jp/%e3%81%9d%e3%81%ae%e4%bb%96/post-1621/
そんな中で出た「子供がお父さんを嫌がる」っというパパ達の悩み。
偶然なのか、そのほとんどが女のお子さんを持つお父さんに共通した悩みでした。
普段仕事で会える時間が少ない分、子供と触れ合える時間は、子どもにくっつきたい、子どもの可愛い手を握りながら一緒に添い寝をしたい!
そんな風に思っているお父さん。
それなのに全身で拒否されて・・・内心、だいぶショックなようでした。
■本当にパパが嫌いなわけではないから大丈夫
そんな悩みを抱えるお父さんは他にもいるかな?
「安心してください。大丈夫ですよ!」
園長先生いわく、子どもは心の底からパパが嫌いなわけじゃないそうです!パパよりもママの方が今は大好き!という時期故、そういう反応になってしまうそうです。
ママは命がけで子供を産み、自分の時間を割いて子育てをしています。子供が産まれると、生活スタイルは子供中心。今までとは全く別の世界!
それに対しパパは子供が産まれる前と後で、そんなに生活スタイルが変わっていない人がほとんど。
これはママとパパの役割が違う分、仕方のない事。
それと同じで子供自身も、同じ親とは言え、ママとパパに対する感情は別物のようでう。
イヤイヤ期は特に子供の感情の葛藤の時期である為、ママが好き!ママと一緒にいたい!ママとの中を誰にも裂かれたくない。ママと仲良くするパパが邪魔(笑)そういう感情が大きくなってしまうそうです。
その結果が「パパ嫌い」という言葉。
悲しいですがこの時期に、ママと同じ土俵で勝負をしよう!という考えを捨てるのが大切なのかもしれません(笑)
■パパの力量が試されるのはココ!
このパパ拒絶時期は、ほとんどの子が成長と共にこの時期を卒業します。
なので、「パパ嫌い!」と言われた時に、どんな対応ができるかが、子育て中のパパの力量となっていくんです(笑)
まず、子どもの「嫌い!」という言葉を、大人世界で使っている嫌いと同一化していては、絶対にダメ~!おとなげない(笑)
それを汲み取れないで、パパ嫌い!と言われて真に受けてムッつとするパパは、子どもより幼いパパという証になってしまいます。
まずはパパ自身がイヤイヤ期を理解する事が大切です。
そして素敵パパには是非、ユーモアで切り返して欲しいものです!!!
「そうか。嫌いなのかー。パパは大好きなのに残念だ」と言って、肩をガックリ落とし、泣きマネをしてみたり、「パパ悲しいから、一人でおもちゃで遊ぼう!」と言って、子どもが一緒に遊びたくなりそうな遊びをしてみたり。
ユーモアで切り返しながら、子どもの気分が変わるポイントを探ってくれるパパは、素敵ですね!