トークアロングカードを効果的に活用する方法|カードの特徴を理解する

トークアロングカードを効果的に活用する為には、カードの特徴をきちんと理解しておく必要があります。
DWEは細部に渡ってとても考えられている教材です。カードの裏と表、マジックカードについて、録音についての理解をきちんと深めましょう。
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今日の内容
■トークアロングカードの表面の特徴
その1【複数の音声が録音されている】
カードの中には複数の音声が収録されており、プレイメイトに通すたびに、ランダムにその中の1つの音声を聞く事ができます。
例えば、この本の絵が載っているカード!
このカードをプレイメイトに通すと、その時々によって
①Book.This is a book.(本。これは本です。)
②What‘s this?(これは何?)It`s a book.(これは本です。)
③A book.(本)
っという音声が流れます。
こんな風に、1つの絵に対して複数の音声を聴く事で、子どもは
○同じ事を違った形で表現できる
○質問の仕方と答え方がわかる
○言葉の仕組みを理解していく事ができる
このような能力が身に付いていくのです。
また、どの文章が流れるのか予測できない為、飽きる事なく遊べます。「次は何が来るかな?」っと、お子さんの好奇心を刺激してあげるとより楽しめると思います♪
その2【質問カード】
カードに収録されている複数の音声の中には質問形式の音声が必ず1つ以上あります。上記で上げた本の絵であれば、
Q.What‘s this?(これは何?)
質問の後には必ず答えも入っているのですが、答が流れる前に必ず一時停止するので、子どもが先に答える事も可能です。
A.It`s a book.(これは本です)
繰り返し遊んでいくうちに、少しずつ答えられるようになっていきます♪
その3【マジックカード】
赤と緑のカードです。
このカードをプレイメイトに通すときは、マジックスクリーンをプレイメイトに立てます。必ずマジック・スクリーンを左が赤になるように取り付けます。
すると、カードの一部だけが浮き彫りになって見えます。流れてくる音声に合わせ、その時に注意を向けて欲しい部分の絵だけが映し出されるのです。
■トークアロングカードの裏面の特徴
その1【リードアロング】~一緒に読もう~
カードの裏には、そのカードのメインの単語と文が読みやすい大きな文字で印刷されています。
子どもが文字に興味を持ち始めたら、裏面をプレイメイトに通し、文字を追いながら音声を聞いてみましょう!音声と文字を合わせていくことで、読み書きを習うための練習になっていきます。
その2【録音】
カードの裏面をプレイメイトに通す事で、自分の声を録音する事ができます!
流れる音声をよく聞き、同じようにマネれば良いのです。録音した音声を聞き、お手本と聞き比べると良いでしょう。マイクを使うとより良い音で録音できます。
でも、あまり神経質になる事はありません。大切な事は楽しむ事!遊び感覚で録音機能を楽しんでみてください。
録音の仕方はコチラ→☆