子育ては心理学でラクになるの感想レポ|75.6%の親は子どもにイライラしている事実

最近、こちらの本をボスに借りて読んでいました。
子育てしたことのない人に、子育てのことを語られてたまるか~!っと思う人もいるかもしれません(笑)が、さすがDaiGoさん。とても納得のいく、面白い本でした。
もし子どもにイライラしてしまう人、子育てが楽しくない人、子育てに悩んでいる人がいたら、オススメの1冊です♪
子育てに苦しむ親たち
子どもの虐待のニュースを耳にしない日はないほどあちこちで起きている、親が子どもを殺めるニュース。
- 残酷だ
- ありえない
- 気が狂ってるetc
そんな風に、他人事のようにニュースを見て思う自分がいます。
でも、そんな次の瞬間、自分にもこんな感情は起きています。
- 言うことをきかない子供にイライラ
- 子育てなんてもう嫌
- うるさい
子どもを殺めるなんて、本当にあってはいけないことです。
でも
でも
もしかしたら、子どもを殺めてしまった親も、最初はこんな程度のイライラだったのかもしれないと思うと、防げた事件だったのではないかと、心が締め付けられるような気もちになります。
75.6%の親が子どもにイライラしているという事実
DaiGoさんの著書に書いてありましたが、ある調査では「言うことをきかない子どもにイライラする」と答えた親は75.6%以上、そして「子育てがイヤになるときがある」と答えた親は95%以上いたそうです。
ほとんどの親じゃないか~い!!!
つまりは、子どもにイライラしたり、子育てから逃げ出したくなることは、よくあること!っということです。
なので、イライラしても、子育てがイヤになっても、親は自分を責める必要はないんですね。
でも、この“よくある”感情を“当たり前”の感情として、放っておいというわけではないんです。
イライラしている親からはイライラした子が育つ
著書には、アメリカの教育情報誌にこんなことが書かれていたと書いてあります。
乳幼児期をイライラした家族に囲まれて過ごすと、実年齢よりも幼く振る舞い、成長してから問題を起こすようになる。
親の心理状態が荒れていると、親子の間で穏やかな関係をつくることが難しくなり、子どもの感情的な成長が阻害される。
つまりは・・・
子育てにイライラすることはよくあること!
でも、親がイライラしていると子どもはうまく育たない!
っという、矛盾にも似た事実。
子育ては、親と子の関わりが深く深く関係しているということを、改めて実感しました。
やっぱり子育ての鍵は“自分”にあるんだな・・・っと。
そんな子育てをする親に向けた、心理学から見た子育てのヒントが沢山書かれていた本でした。
子育てがラクになるノウハウは世の中にた~くさん溢れていますが、その方法が子どもに向かっている限り、本当のラクには繋がりませんよね。
人は変えることはできない!
例え、我が子でも。