子供に読ませたい絵本「えんとつ町のプペル」感想|炎上芸人キングコング西野が伝えたかったこと

普段TVをあまり見ないので、だいぶ情報が遅い私なのですが・・・皆さんは、もうコレを読みましたか??
多彩な才能を発揮中のキングコングの西野さんの「えんとつ町のプペル」という絵本。
あの絵本、ネット上で全ページが無料公開されているんですよね!
炎上商法と言われて叩かれたりもしているみたいですが、私はいいと思うんだけどな~!
無料公開するってことは、まずはGIVEしているわけだし、無料で見た結果つまらなかったら買わないわけだし、リスクしか背負ってない気もするのに。
イラストレーターやリエイター総勢33名で作った作品だろうが、脚本&監督は西野さんなんだから、自分の絵本だって言ってもいいじゃんね。
どんなに良い商品があっても無人島で販売していたら全く売れないように、どんなに良い絵本でも人目に触れる機会がなかったら意味がないもんね。
無料公開は一種の広告活動だから、逆にビジネスセンスがある気がするけど・・・新しいことをやると世間は叩くのかな。
「出る杭は打たれる」とはこのことか?
いやでも「出すぎた杭は打たれない」とも言うもんね!
遅ればせながら、私も読みました。
そして、号泣。
絵本には、子供に伝えたいメッセージが、そして大人に思い出してほしいメッセージが、込められていました。
えんとつ町のプペルの魅力
ネタばれになったらツマラナイと思うので内容の詳細は控えますが・・・でもこれだけは言いたい(笑)
最初はどの絵本でもありそうな内容に感じたんですが後半に向かってのストーリー展開や最後の場面でのセリフなどには、目頭が熱くなり、こらえきれない程の感動がありました。
そして同じくらい感動したのが、絵のクオリティーの高さ!
細かな部分までこだわっていて、綺麗で幻想的に描かれていて、絵を見ているだけでも楽しめます。
この絵本、打倒ディズニーを目標に作ったみたいですからね(笑)
素人がこんなこと言っていいのかわかりませんが、大きな目標立ててるだけはある気がします!
対象年齢は何歳?
この絵本、1ページあたりの文字量はそんなに多くなく読みやすいのですが、いかんせんページ数が多い!全編80ページ以上もあるそうで、読み終えるのにやや時間がかかりました。
後半は食い入るように読んじゃったけど。
読み聞かせする絵本っというよりは、自分で読む絵本って感じがします。
対象年齢で言えば、小学校中・高学年くらいなのかな?
むしろ、大人が読んだ方が楽しめる!
無料公開ページ
無料公開されている絵本はコチラで読めます!
西野さんがブログでこんな風に書かれていました。
せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。
それに、人間が幸せになる為に作り出した『お金』で、人間に格差ができるのなんて、やっぱり全然面白くない。お小遣いなんて貰えない幼稚園児や小学生が、出費が重なって金欠になった学生や主婦が、何かの事情で本屋さんまで足を運ぶことができなくなってしまった人達が、それでも手に入れられるモノにしたい。
今回の無料公開が、どう転ぶかは分かりません。この絵本の制作には4年半を費やしました。もしかすると、この挑戦により、一冊も売れなくなってしまうかもしれません。しかし、たとえそうなったとしても、たくさんの人が『えんとつ町のプペル』を知ってくれさえすれば、また次の挑戦ができると僕は信じています。
今、足がプルプル震えているのですが、皆様に1つだけお願いがあります。「おい、西野!お前のその心意気、買ったぞ!」という方は、ぜひこの記事をシェアしていただけないでしょうか?たくさんの人に『えんとつ町のプペル』を届けるため、どうか宜しくお願い致します。
ってことで、彼の心意気を買って、シェアした私でありました♪